草壁幸子
江東区区在住
専業主婦(結婚7年目)
月曜日〜金曜日(9時〜18時)まで勤務
土、日休みの週休2日制、毎日18:30に帰宅
帰宅して疲れた体を休めるように、だらりと寝床で横になる。
4ヶ月前からほぼ毎日、19時~20時で決まった時間に、食欲を掻き立てられるようになった。
日によって食欲の振り幅は変わる。
理由は匂い、発生源は隣に引っ越してきた隣人夫婦の夕食。
会ったことはないけど、匂いだけで隣人夫婦の姿が頭に浮かぶ。
ある日の匂い、ひき肉と玉ねぎを混ぜ合わせて炒めてる、おそらくハンバーグ。
匂いは鼻腔から脳みそを駆け抜けて、重さがないまま胃に落ちていく。
呼吸のたびにループして頭に映像が形成される。
幸せそう。
感情が形成されるようになるまで時間はかからなかった。
隣人のことが気になりだしてた。
寝床を隣人宅と接する壁際にセットして、就シン時間を25:00に遅らせた。
帰宅してすぐ寝床に入りじっとして耳と鼻に神経を集中させる。
音と匂いで妄想する。
週に2回、夜の営みの声が聞こえてくる。
幸せそう。
気づけば隣人宅と接する壁のコンセントカバーを外してた。
コンセントを取りはずして壁に空洞を作る、より聞こえやすく壁を薄く細工していた。
4ヶ月後、理性は振り切れていた。
隣人の生活リズム、趣味、休みの日、簡単な個人情報、大まかに把握、旦那の居ない日も知っている。
僕も幸せになりたい。
この日の夜、初めて隣人の女と対面した。
終始会話はないけど、幸せが形成された。
視認できる範疇と感触は良くも悪くも想像の範囲。
でも女の匂いは想像の範囲を有に超えていた。
形容しがたいけど、幸せの匂い。
女の匂いは胃に落ちず、脳にとどまり一生宿る。
幸せの記憶として。
【内容】
動画ファイル
時間:分秒
MPEG-4AVC/H.264
HDサイズ1920×1080(16:9)
・本作品に登場する人物は成人である事を確認しております。
・本作品に登場する人物はモデルであり、同意の上で撮影を行っています。
・本作品は公開する事を目的として、あくまでもシチュエーション動画として撮影しました。
・本作品は私生活の中にあるフェティッシュを追求するものです
・法律により18歳未満の方の購入は出来ません。